〜茶筅の世界〜

今日、日帰りで奈良に行ったのは、

竹の産地生駒市の茶筅師翠華園谷村彌三郎

中村早智先生の姉弟弟子の横田先生のご縁で、横地先生と中村早智先生と社中の皆さまとご一緒に、茶筅(ちゃせん)の糸掛け体験です。

現在日本で茶筅を作っているのは生駒市の15軒のみ。その中にあって谷村彌三郎さんは25代目、500年前から一子相伝で高山茶筅を作ってきた家柄です。

茶筅は繊維の細かい淡竹(はちく)を原料に、切り出してきて、ボイルし、干してから3年寝かして初めて原料となります。また1本の淡竹には節は幾つもありますが、取れる茶筅は1個。そしてその淡竹がここ10年枯れてしまっていて、材料確保がとても不安定になっているそうです。

茶筅は8コの工程を経て完成しますが、茶筅師はこの茶筅を1日10本作れる様になったら一人前と言われるそうです。逆に言えば一人前の茶筅師でも1日10本ちょっとしか作れない完全手仕事の世界です。

糸掛け体験では、5の面取り(めんとり)の工程まで終わっている茶筅に、根元をしっかり固定するために糸を二重にかける6の工程の上編(うわあみ)をします。それぞれ好きな色を選べますが、私は黄色をチョイス。

なかなか細かい作業…でも楽しい💓

完成🤗

この後は7腰並べ(こしならべ)と8仕上げ(しあげ)の工程をして頂いて完成です。

く〜〜使えない〜〜✨✨✨

それぞれ糸の色が違って、皆んな可愛らしい茶筅が出来上がりました💓

この後茶室で抹茶をご馳走して下さいました。

素晴らしいお茶室、

結び柳に裏千家の床飾りです。

茶筅師のお宅の呈茶、

お茶碗には抹茶と湯が入っていて、茶筅で自分でお茶を点てる嗜好です🤗

美味しい&楽しかった〜〜〜💕💕💕

最後に展示を見せて頂きましたが、今は世界中でお抹茶ブーム、茶筅は大人気でとにかく需要に供給が追いついていないそうです。材料の淡竹も確保が不安定なので、今日の様な糸掛け体験予約もオンラインシャップもstopしているそう。でも運良く展示の茶筅を買えました✨

🌸チャーム付き。3月のKamimachi庵桜茶会の桜尽くしで🌸茶筅もデビューさせま〜す。

3月のお茶会の募集を始めました。今日の🌸チャーム付きの茶筅や桜尽くしのお道具でお待ちしています。

Kamimachi庵無礼講茶会では、季節に合わせた道具組みと茶懐石を用意します。


2025年2月2日(日)…残席2
2025年2月27日(木)…残席2
2025年3月30日(日)…残席4
2025年3月31日(月)…残席4
ご都合が合いましたら是非お越し下さい🤗

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美-wakuグループファスティング次回は2025年2月5日〜2025年2月11日

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