お預けしてあった重箱が帰って来ました。
いつから我が家に有ったのか？
母や祖母が天国の住人になってるので、
定かではありませんが、
多分100年位前の塗りの重箱です。
この伊勢海老の柄🦞
なかなか渋くて気に入っているのですが、
数年前使おうと出したら、
漆が剥げて穴が開いていました。
まぁまぁ大きくて目立ってて…
直してくれたのは、
金継ぎをお願いしている小夜美さん。
5年くらい前に、
一緒に金継ぎ教室に入ったお友達です。
私は教室初日で酷い漆かぶれになって、
金継ぎを断念しましたが😭、
小夜美さんはずっと通っていて、
もはや器を欠かした時の救急病院です。
この重箱を復活させたかったので、
相談し預けたのは2年前。
今年のお正月に間に合わせてくれました💓
重箱の漆の剥げを埋めるのは、
欠けた器の補修したり、
割れた磁器を繋いだりするのと違い、
漆の色の調合が必要です❗️
そして素地が木材なので、
磁器や陶器と違って時間がかかります。
内側も修復してくれてあります💓
母や祖母が大切にしていた重箱、
復活させられた事も、
それをまた使えることも感激です。
明日は義母の絶品お節が届くので🥰、
何年かぶりにこのお重に詰めて、
お正月を迎えたいと思います。
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