昨日は茶の湯文化講座が碧南無我苑で開催されました。演題は『古田織部の人と書』、講師は「開運!なんでも鑑定団」でもお馴染みの書跡史研究家で元愛知文教大学学長、現愛知東邦大学客員教授の増田孝先生。

この講座の開催を知った時、速攻で申込んで、昨日は意気込んで楽しみに伺いました。

着物着て行くと言う意気込み❗️

チョン切れちゃったけどチューリップ🌷

お茶会以外で無我苑に行くのは珍しくてwakuwaku、白梅の風呂先屏風がお出迎え。

一番前で乗り出して聞かせて頂きました。

前半は主に古田織部自身の手による文書の読み解き、とても癖のある文字を連ねた文書を増田先生の解説で分かりやすい読みました。

これは古田織部直筆の文書の軸装。
増田先生がお持ちの軸本体を持って来て下さって読み解きました。読めたの文字3つや😭
後半は古田織部の謎。織部の書簡はいくつも残っていて、一般的に使われていた文字のモノも多く有り、この癖の文字とどう言う風に使い分けていたのかは今も謎。また大坂夏の陣で豊臣方と内通した疑いをかけられ何も弁明せずに切腹したので、本当に織部が内通していたのかは謎。美濃焼の中の緑の釉薬が独特の趣きの織部焼と言う焼き物は、織部没後暫くしてから呼ばれ始めたので、何故その名称になったかは謎。また織部自身も茶の湯に造詣が深かったけれど、多く残っている書簡や文書の中に焼き物に関する記述が一切無いのも謎。とにかく織部には多くの謎が残っているそうで、増田先生は“研究の余地が多く有り楽しみ”と研究者のお顔で仰っていました。

講演終了後は参加者が興味深く写真に撮ったり、質問に駆け寄っておられました。

私は…と言えは、無我苑の大きな床の間にピッタリの大きなお軸にウットリしながら文書を眺めておりました。やっぱり読めんかったけど…
さてここからが今日の本題なんです。
私がなぜ昨日の茶の湯文化講座を楽しみにしていたのか?
それは織部焼が好きだからです。

↑織部好きのきっかけになった薬缶水差し、最早ずぅぅぅっと和室に飾りっ放しにしている程大好きな風情です。
母も織部焼は好きだった様で、遺した茶道具の中にも幾つも有りました。
Kamimachi-茶会をスタートさせてから、いつかは織部尽くしのお茶会したいなぁ〜とぼんやり思っていましたが、今でしょ❗️と思い立ち、6月にKamimachi茶会〜織部尽くし〜を開催することにしました🎉

我が家にある織部焼の茶道具でのお茶会。
母の遺した織部の茶碗や蓋置、もちろん先出の薬缶水差しも登場します。
6月は6/1(日)、6/5(木)、6/9(月)の3回開催。
11:00〜13:00(14:00完全解散)
茶道ミニ講座、薄茶、茶懐石の流れ、
@4,400円(お土産付き)
4、5月と7、8月は開催予定ありません、
是非スケジュール入れてお越しくださいませ💓
2025年3月30日(日)…残席4
2025年3月31日(月)…満席
2025年6月1日(日)…残席5
2025年6月5日(木)…残席5
2025年6月9日(月)…残席5
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