〜初正客〜

今日も良いお天気の中お茶会です。良いお天気過ぎて暑っ💨10月のお茶席には禁断ですが、袷が着られずにコッソリ単衣を着ました。

お茶会に着られる単衣がこの母の付下げしかなくて、身幅が大きくて胸の辺りがフワフワな上に50肩で腕が回らないので、手刀が切れなくて、お端折りグズグスや〜😭😭😭

今日は十二日会、毎月第二日曜日に開催されるお茶会で、楽しみにされている偉い先生方も参集されます。

10月は「名残の月」と呼ばれ、風炉を長板の中央に据える中置き、細長い細水差を使う10月だけの室礼と点前です。

今日お席の受付した時、偶然本席待ちの人が居なくて何と私が正客席(しょうきゃくせき)に座る事になりました。正客席は茶席の最も上位の席で、他の客に代わって道具や床の軸について尋ねたりする役割があります。より楽しいお茶会へと導くのは正客の腕次第なので、未熟だと荷が勝つポジションなのです。

ただ今日は一緒に席入りする客が居ないタイミングで、私以外はお手伝いに来られている社中の皆さんでしたので、私も正客の練習をさせて頂きました。

お礼とご挨拶だけは丁寧にお伝えし、それ以外はざっくばらんにお話できて、とても和やかなお席となりました。

何でも初めてはありますね。茶道では私程度はまだまだ若輩の未熟者なのですが、それを許容しておおらかに楽しませて下さる茶道の席主の先生やご一緒した皆さんの懐の広さを感じました。私ももし同じ場面に遭遇したら懐広く、その前にもっとお席に慣れていかなくっちゃね❗️

素敵な時間をご一緒出来ます様に💓