〜忘れてないあの一言〜

私が初めて海外旅行したのは、
大学2年の夏のホームステイです。

行き先はアメリカの Los Angeles。

  

それにしても、
カルチャーショックとは正にあの事で、

初めて乗った飛行機がついた先、
LA空港の到着ゲートには、
映画で見ていた家くらいのリムジンが、
次々に入って来て、

“ひゃ〜”と、
口が開きっぱなしになった事を、
今でもよく覚えています。

 

私のホストファミリーMalm家には、
Lisa という高校2年生の女の子がいて、
大学2年の私よりずっっっと大人っぽかったな〜笑

  

ある日、
Lisa と一緒に小さなpartyに行ったら、
そこでポーカーが始まって、

私は手札の強さが全然わからないんだけど、
それでもゲームが進んでる時でした。

   

Lisaの同級生の男の子が、
私の対戦相手のMikeに向かって、

「Hey、Be a gentle!」

って言ったんです。


直訳すると、
「優しくしてあげなよ」ですが、

ポーカーの手札が分からないYukoに、
少し教えて助けてあげなよ、
って感じのニュアンスだったと思います。

 
私が今でも忘れてない一言、
「Be a gentle」



あの時の私は、
男の子が「Be a gentle」と言った事で、
頭の中で「gentleman(紳士)」と繋がって、

知性とか礼儀、誠実さ、心持として、
優しさを持とうよ!
そうなっていいこうよ!
って言ってる様に聞こえました。

拡大解釈だったとは思いますが、
何が衝撃って、
そう言ったのが16歳の男の子だった事です!


少なくともその頃の日本の16歳に、
「gentle」の何たるかなんて知ってる子なんて居た???

アメリカ社会の成熟の様もの、
改めてカルチャーショックを感じたのです。



なんて事を、
今日、歯医者の待合でこの本を読んで、
ふっと思い出しました。

この本は、
細かい作法や行動などが書かれてますが、

あの時の16才の男の子が言った
「Be a gentle」は、

「Be a lady」と変換させて、
今でも大切に自分に言い聞かせ、

幾つになっても優しさと、
品と、思いやり、
本物のLadyに近づける様に日々過ごしていきたいと、

そう思っていたんだったなって、
今日、歯医者の待合で思い出しました🤗

って、忘れてたんか〜い🤣🤣🤣

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