お茶会の醍醐味はその日の席主の“室礼”です。
昨日は朝一で家元のお茶席へ。私は松尾流と言う表千家尾張出張所の歴史のある流派に属しています。松尾流の家元は名古屋市東区、地下鉄桜通り線久屋大通駅から徒歩5分の素晴らしい閑静な住宅街にあります。
ここを進むと静かさに誘(いざな)われます。
扉が開けてあるのは「どうぞお入り下さい」の意味です。
ビルに囲まれていますが中庭に腰掛け待合があり、とても落ち着く風情です。
ここから先は写真が撮れないのが残念ですが、
玄関の下駄箱前だけOKなのでパシャリ💓
一番左のXmasツリーはロシアの古いマトリョーシカで、蓋を開けると中からサンタが🥰
そう!本席も正にXmasがテーマでした。和のお茶の世界に西洋のXmasって…と思いますが、ここが正にwakuwakuする所なのです。よく見ると、席主の先生の帯には小さなサンタの刺繍が!お菓子は両口屋のXmasの淡雪仕立て、茶道具の蓋置はトリコロールの色味でXmasを思わせてあり、水指はターコイズブルー、お茶碗には流れ星や降る雪が染め付けてあったりと、小間でのお茶席全体のルールは丁寧に整えられている中の遊び心満点の室礼が満載でした。こんな趣向を目にする客には、サプライズの様に楽しく嬉しいです。因みにこの日の茶杓な名は「祈り」でした。元旦から天災続きだった1年の終わりに忘れたいはいけないメッセージでした。
さて薄茶を頂いたら茶懐石。
昨日は料亭蔦茂のお弁当😘一品一品手抜きのない丁寧な味付けがとっても美味しくて、大満足でした〜💕
.
.
凡そ2時間楽しい時間を過ごして、どこにも寄らずに碧南に戻りました。理由はもう一つお茶席に行きたくて…🤗
毎月恒例の無我苑の涛々庵茶会です。
こちらの室礼はこの日の無我苑の展示『伊藤公洋陶展』とのコラボ。“土と炎”というテーマに添わせた道具組みや色合わせがされていて、お菓子を供する銘々皿に伊藤公洋氏の作品が使われていました。
席主が客を楽しませ様と、練りに練ったアイデアや室礼は見せて貰える道具、使われる道具などと共に毎回の楽しみであり醍醐味なのです✨
.
今年10月からスタートした拙宅Kamimachi庵の無礼講茶会、12月はお休みしましたが2025年は毎月開催を予定しています。月1〜2回ですが、季節に合わせた道具組みや室礼、日常の喧騒から離れた優雅なひと時を楽しんで頂きたいと思っています。お茶席のルールは全く分からない方から、若い頃習ってたわ〜という方、今も茶席は楽しんで居る方まで、無礼講の立礼席で茶懐石と薄茶を一服(茶席マナーのミニレクチャー付き)です。是非お越し下さいまさか💓
Kamimachi庵無礼講茶会
2025年1月14日(火)…残席2
2025年1月19日(日)…残席4
2025年2月2日(日)…残席2
2025年2月27日(木)…残席4
ご都合が合います様に🤗
茶道松尾流盆点 小杉裕子
.
.
.
.
小杉裕子公式
http://kosugiyuko.com/
美-wakuグループファスティング次回は2025年2月5日〜2025年2月11日
オンラインサロン〜美-waku〜
https://kosugiyuko.com/onlinesalon-be-waku/
ブログ更新通知登録
https://bewaku.com/subscribe-un/
コメント