〜5月の着物問題〜

週末に着物を着ようと思っています。

先日のお茶会で予行演習に着た袷の“江戸小紋”と“名古屋帯”を着るつもりでした。

理由はこの帯です。週末は歌舞伎を嗜む会で、歌舞伎についてのセミナーを受けて実際に観劇するので、この隈取りの帯を締めたい訳です🥳

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着物の世界では、10~5月は袷(あわせ…裏地がついている)、6月と9月が単衣(ひとえ…裏地がない)、7月〜8月が夏物(裏地がない、薄物の絽や紗)というルールがあります。

週末はまだ5月なので裏地付きの袷の着物のつもりでしたが、最高気温予想が27℃と…😂もう今の時代に以前の決まりはそぐわない感じ。隈取り帯は諦めて単衣にしようと和箪笥を開けました。

そしたら単衣はこの1枚しか無かった…(そう言えば色々処分したんだった…😂)。地味やなぁ〜、身幅も大きいし。ただ母がよく着ていたのも覚えているので少し懐かしく、一択なのでこれを着ることにして帯選びします。

帯だって選択肢が沢山ある訳ではなく、

菖蒲(あやめ)柄なら季節に合うので、この夏帯のどっちかにしよっかなぁ〜。

念の為に唯一もってる夏帯の袋帯も出して…。シワが入ってたので、とりあえず吊るしておきます。バランスとか季節とか格とか大丈夫かなぁ…、特に今回はお江戸に行くので、ちょっと緊張するし気合も入るし…どないしょ…😂

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それにしても、

この懐かしい母の単衣を私が着る時が来るなんて…、こんな風に機会が有れば着物を着たいと思う様になるなんて…、自分でも不思議です。とっかかりは「有るなら着る」でした。母が遺した茶道具、花器、そして着物。道具が有るからお茶点てる、花器が有るから花を生ける、着物が有るから着る、単純な理由でした。

「着物」はゆるっとLifeに移行してから。少し習い適当に着てきたら着るのが楽しくなりました。色々なルールや組み合わせが合ってるのか今だによく分かりませんし、着姿がシュッとしないと凹みますが、でもそれも含めて楽しんでいます。さっ、週末の27℃にどの組み合わせにするか、もう少し悩みますか…😁


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