
曇天の中、日帰りで京都大人の修学旅行に行って来ました。時間の決まっている予定は2つだけ、それ以外は行けなかったら止めれば良いと緩々のスケジュールです。それでも朝早く出発しよ!とだけは決めていました。6時出発、1回休憩して8:20に伏見稲荷到着しました。

大鳥居前の無料駐車場はガラガラでしたが、インバウンドで既にかなり混雑していました😂

ご一緒したのは同世代の女性経営者お二人、着物大好きでKamimachi-茶会の常連の美容師チェルシーピア川添若ちゃんと、お出汁の伝道師三矢美紀ゃん。

千本鳥居で脚立を立てて写真を撮りたい観光客をすり抜けて、歩いて歩いて。

まだまだ桜🌸が見頃です。

昨日は体力的都合にて四つ辻で折り返し。

伏見稲荷神社での滞在時間は1時間弱、参拝しながらウォーキングも兼ねられて気持ち良い時間となりました。それにしても海外からの観光客は朝早いですねぇ、9時過ぎには大混雑でした。
サラッと伏見稲荷を後にして、稲荷のふたば。京都市内を北に上がり粟餅所澤屋、七味の長文屋と行きました。が、全部休み❗️悔し過ぎるのでとようけ屋山本ではしっかりお揚げさんを購入して、車載のクーラーBoxに入れて、

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今回楽しみにしていた桂離宮へ。
桂離宮は17世紀初めに八条宮智仁親王によって造営された宮家の別業(別荘)。桂川の西岸沿いに位置し、竹垣に囲まれた約六万九千㎡(甲子園1.5個分)に及ぶ敷地の西側に主要部となる書院群が雁行し、家の周囲に四つの御茶屋や持仏堂などの庭園建築が配置されている庭園美と数寄屋建築が特徴の日本を代表する名園です。

事前予約制。予約のとれた12:00の30分前に到着しました。が、お店も見る所も何も無くボ〜ッとしていたら、20分前に入場のアナウンスが有りました。

てい桂離宮は自由参観不可。20人1団に一人のガイドが着いて1時間の参観案内をして貰えます。定刻より少し早く入庭して始まりました。

遠近法を用いて長く見える様に設計された園路

桂離宮の正門は今は皇族や海外からの賓客に使われているそうです。

ここは松琴亭(茶室)に繋がる園路ですが、敢えて先が見通せない様に小高い丘が作ってあり、

外腰掛けに向かい先に進むと、一気に視界が開けて池の景色が飛び込んで来ます!

少し進んで角度が変わるだけでまた違う景色!


この松琴亭は、桂離宮の中で最も角の高い茅葺入母屋造りの三畳台目のお茶室です。




東、北、西の三方からそれぞれ違った景色を楽しむことの出来る設計になっています。

少し丘をのぼると、

桂離宮で一番小高い丘に佇む茶屋風の賞花亭。

北向きで夏涼しい様に作られています。


ぐるっ周ると田舎屋風の茶室 笑意軒。

桜の向こうは船着場が見えます。

間口の長い建物で、横並びの六つの丸い下地窓が有名。

桂離宮の中枢をなす書院。

遮られる事なく景色を楽しめます。


この書院に近い池辺の高みには、月を見るのに良い位置の茶室 月波楼(げっぱろう)。



ここを通り抜けると書院の玄関 御輿寄。入り口の一枚石は、6人の沓(くつ)を並べられるので「六つ沓脱(くつぬぎ)」と言うそうです。

これで一周です。

広大な敷地には、来客へのサプライズや、季節ごとに様々な景色を楽しめる工夫が満載されていて、現代人でもここに居たら飽きないのでは無いかと思わされました。庭好き、日本文化好き、茶道を嗜む人にはここは宝箱❗️ここでお茶会したい、お茶会が有れば来たいと本気で思うくらい、建物と景色が計算し尽くされいて、一体どれほどの人の手が掛かっているのかと、手入れにも佇まいにも全てに感動しました。
「桂離宮」は存在は知ってはいたものの、街中から少し距離がある事と予約が必要と言うハードルに、訪ねる機会がありませんでした。でもいざ行ってみたら、寺院仏閣やお城などとは違って、穏やかでただ季節と自然を愛でて、癒される時間を過ごす贅沢が有りました。行って良かった〜💕💕💕
秋の紅葉の季節にまた行きたいなぁ〜と思いながら、次の目的地で幸せを満喫した話は明日書きます。

また覗きに来てくださいませ🤗
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次回のKamimachi-庵のお茶会は、4、5月無しの6月に「織部尽くし茶会」を開催します。個人的に一番好きな焼き物が織部、納戸にも織部焼の道具がいくつも有って母も好きだったんだなぁ、いや母が好きだったから私も織部焼が好きになったのかも…なんて思いながら、だったらと6月に織部尽くしのお茶会を開催する事にしました。6月は三日間 6/1、6/5、6/9にスケジューリングしました。是非お越し下さいませ❗️この織部焼の薬缶水指も登場します🤗🤗🤗

2025年6月1日(日)…残席5
2025年6月5日(木)…残席4
2025年6月9日(月)…残席3
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