自他共に認める“晴れ女”ですが、今日は久しぶりに土砂降りの花冷え。

着る予定をしていた薄い藤色の着物を急遽変更、少しくらい泥が付いても目立たない紺色の付け下げに、

白い名古屋帯。

初めて着る母の雨合羽です。色味が好みじゃ無いとか、ブカブカとか、そんな事言っていられないザァザァ降りで…😂

草履カバーが無いので、ホテルのシャワーキャップに穴を開けて足を突っ込んで即席草履カバーにしてお出かけしました。
因みに、今日の雨はこんな子供騙しでは太刀打ち出来ない勢いで、駐車場から正門までの5分で足袋が踵からビショビショ😭😭😭はき替えの足袋を持って行っておいて良かった〜〜❗️

お茶席を待っている間に速攻で、“歯付きの草履カバー”をAmazonポチりました❗️
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今日のお茶会は名古屋城。

流石の桜の名所「名古屋城」も今日の雨で花が一気に落ちてました。

今日の名古屋城市民茶会では猿面席と野点席は松尾流の当番です。野点はこの雨で又隠(ゆういん)に変更、今日はこの二席に入ります。

雨で、準備される先生方も客側も大変です。

こっちもしっかり待つ気で、

あずま袋に組み立ての正座椅子持参です。

待っている間に、客としての準備も。

お茶席でバタバタしない様に、胸元に楊枝をinしておくのは早智先生直伝の秘策です🤗

ここから先は写真不可ですが、それぞれ素晴らしい道具組やお茶でした。
猿面席の寄り付きの掛け物『茶耳目心傳』のメッセージが印象的でした。千利休の孫宗旦の言葉で「茶の湯とは心に伝え目に伝え耳に伝えて一筆もなし」。手順が載った本を見て覚えるのではなく、先生から直接習い、人の点前を見て学ぶ、また人をもてなす場合も耳に伝え、目に伝え、心に伝えるモノだと言う意味です。一番最初に耳に伝える、釜の音、茶筅を茶碗に当てる音、足袋が畳を擦る音など、“最初に音を伝えるのがお茶”と言う所が学びでした。

二席楽しんで、相変わらずの土砂降りの中移動してafter、疑問や質問、着物の手入れの話、家元の話など、温かい食事と共に歓談しました。

これがなくっちゃね😋
お茶券を買っていなければ…、ランチのレストランを予約していなければ…、多分ドタキャンしていた今日の土砂降り(笑)。でも雨の日の着物の養生や用意の大切さ、降る雨の音や茶室の暗さ、そこに灯される行燈の灯の中のお点前、雨だからこそ分かる雨の日のお茶の世界を垣間見られて、とても勉強になりました🤗と、家に帰ってビショビショの足袋を脱ぎ、着物を着替えたので書けるんですけどね🤭🤭🤭
次回のKamimachi-庵のお茶会は、4、5月無しの6月に「織部尽くし茶会」を開催します。個人的に一番好きな焼き物が織部、納戸にも織部焼の道具がいくつも有って母も好きだったんだなぁ、いや母が好きだったから私も織部焼が好きになったのかも…なんて思いながら、だったらと6月に織部尽くしのお茶会を開催する事にしました。6月は三日間 6/1、6/5、6/9にスケジューリングしました。是非お越し下さいませ❗️この織部焼の薬缶水指も登場します🤗🤗🤗

2025年6月1日(日)…残席5
2025年6月5日(木)…残席4
2025年6月9日(月)…残席3
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